35歳で薬剤師になりたい!最短で薬剤師になる方法は?

35歳で薬剤師になりたい人へ 未分類

35歳で薬剤師になりたいと思っている、そこのあなた!

どうやったらなれるのか、最短でなる方法を現在管理薬剤師として働いているたっさんからお伝えします。

たっさん
たっさん

35歳で薬剤になるメリット・デメリットもお伝えします。

色々な立場の人がいると思うので、そのところも言及しています。

是非、35歳で薬剤師になりたいと思うことの参考にしてください。

35歳から薬剤師になりたいので最短で薬剤師になる方法

薬剤師になるためには6年生の大学の薬学部を卒業することが必要です。

薬学部を卒業しなければ国家試験の受験するための条件を満たせないからです。

最短で薬剤師になる方法

人を選ぶ方法になりますが、35歳から薬剤師になる最短の方法もあります。

その方法は薬学部の大学に転入することです。

転入とは、途中の学年からで大学に入ることが出来ます。

出願資格があり、転入試験を合格しなければなりません。

たっさん
たっさん

薬学部ができた大学があり、普通の入学試験で定員割れを起こしている大学もあると大学で働いている方からお聞きしています。その点難易度は低くなっていると考えれます。

出願資格としては、3年生の短期大学を卒業しているor4年制大学を卒業している者の場合が多いですが、自分が対応できているか個別で確認した方が良いです。

転入試験よくあるのが以下の科目があります

  • 2年次編入:化学・物理・生物・小論文・面接
  • 3年次編入:化学・物理・生物・小論文・面接
  • 4年次編入:物理・科学・生物・薬理・薬剤・衛生

4年次編入から入ろうとすると薬学系の科目があるので、実際は難しいと思います。

3年次編入も薬学部に在学という出願資格が必要となることがあるので

2年次からの編入が最短になります。

編入できる大学一覧

  • 北海道医療大学 (2年次、3年次)
  • 青森大学 (2~4年次)
  • 東北医科薬科大学 2024年度は転入試験実施ナシ
  • 奥羽大学 (2年次、4年次):福島県
  • 医療創生大学 (2~4年次):福島県
  • 新潟薬科大学
  • 北陸大学 (4年次):石川県
  • 千葉科学大学
  • 東邦大学 (2年次):千葉県
  • 明治薬科大学 (3年次)
  • 日本薬科大学 (3年次)
  • 城西大学 (3年次):埼玉県
  • 城西国際大学 (2年次、4年次):千葉県
  • 金城学院大学 (4年次):愛知県
  • 大阪大谷大学 (2~4年次)
  • 神戸学院大学 (2年次、3年次)
  • 姫路獨協大学 (2~4年次):兵庫県
  • 就実大学 (2~4年次):岡山県
  • 福山大学 (3年次、4年次):広島県
  • 徳島文理大学 (3年次、4年次)
  • 徳島文理大学香川薬学部 (3年次、4年次)
  • 松山大学 (3年次、4年次):愛媛県
  • 長崎国際大学 (3年次、4年次):長野県
  • 第一薬科大学 (4年次):福岡県
  • 九州保健福祉大学 (2年次、4年次):宮崎県

35歳で薬剤師になりたい!というメリット・デメリット

たっさん
たっさん

35歳で薬剤師になりたいと思ってくれてるあなた!

薬剤師をやっている身としてはとても嬉しいです。

本音ベースで薬剤師になることのメリットデメリットをお伝えさせていただきますね。

メリット

薬剤師になることのメリットは3つご紹介です。

収入が安定している

薬剤師は、安定した収入が期待できる職業の一つです。

年齢を問わず、資格さえ取得すれば、安定した収入を得ることが可能です。

経験があれば、年収も500万円~ぐらいからあります。

私は経験があったのですが最近、転職して年収650万円になりました。

これは薬局薬剤師としてはまぁまぁ高い方になります。

薬剤師になる人生の収入を考えたときに安定しますので、ここは大きなメリットです。

特に35歳で薬剤師になれば、まだ多くの働く年数が残されているので、経済的にも十分に将来を見据えた生活ができます。

また、薬剤師は医療に関わる職業なので、景気に左右されない、デフレに強い職業です。

収入だけでなく、安定した仕事を持つことで、人生全体が安定しやすくなります。

働く環境が恵まれている

薬剤師が働く場所にもよりますが、病院、薬局を考えた場合クーラーが聞いた快適な環境で働くことができます。

安定した温度で働くことができるので快適な部分があるかと思います。

健康をサポートする役に立てる

薬剤師の仕事は、ただ薬を渡すだけでなく患者さん一人ひとりの健康をサポートする重要な役割を担います。

例えば、患者さんが病気になった時にどのような対応をするのが一番健康に良いのか。

医師から処方してもらった薬の正しい使い方を説明したり、副作用を防ぐためのアドバイスをしたりします。

35歳で薬剤師を目指す人は、これまでの社会経験から、患者さんの立場や気持ちに寄り添い、より親身な対応ができるでしょう。

また、地域の医師や看護師とも協力して治療に関わることで、チーム医療の一員としてのやりがいを感じられます。

人々の健康を支える仕事として、社会的にとても意義のある職業です。

今までの人生経験が活かせる

35歳で薬剤師を目指す場合、すでに社会での経験が豊富なことが大きな強みです。

具体的に上げられるのは、責任感です。

薬剤師の世界において、責任を多く伴う仕事なのですが、店舗の管理責任を取ってもいいという人は意外に少なく管理者を目指す人は想像より少ないです。

また、20代の学生とは異なり、すでにコミュニケーション能力や人間関係のスキルが身についていることが多いです。

たとえば、患者さんと話すとき、年齢や経験がある分、相手の気持ちに寄り添ったアドバイスや対応ができるようになります。

また、仕事の責任感や自己管理能力も高い場合は、忙しい薬剤師の業務を効率的にこなすことができるでしょう。

自分のやりたいことに挑戦する枠が広がる

35歳という年齢でも、まだ新しいキャリアに挑戦することは十分に可能です。

もしこれまでの仕事に満足していなかったり、もっとやりがいのある職業を探していたりするなら、薬剤師という職業は大きな転機となります。

薬剤師は病院や薬局で働くだけでなく、さらには教育分野(薬剤師国家試験の塾)でも活躍できます。

さまざまなキャリアの選択肢があるため、自分に合った働き方を見つけやすいのです。

これにより、今までの仕事では得られなかった新しい達成感や充実感を味わうことができます。

デメリット

35歳から薬剤師になること自体にデメリットがあります。

たっさん
たっさん

こちらも本音ベースで語ります。
職業としてのデメリットはほぼなく、薬剤師になる道のりにデメリットがあります。

学費にお金がかかる

薬剤師になるためには、大学の薬学部に通う必要があります。

大学の学費と生活費がかかるので、お金がかかることが最大のデメリットです。

国立大学薬学部の場合はだいたい初年度の学費は54万円

公立大学薬学部の場合はだいたい初年度の学費54万円

私立大学薬学部の場合はだいたい初年度200-250万円

国立や公立大学は国や県からの支援があるので安く

私立大学は支援が比較的少ないので高くなる傾向があります。

初年度は高くなる傾向がありますが、これが6年間ですからね..。

また国立、公立、私立で入学のしやすさも変わってきます。

国立、公立大学は共通一次(旧センター試験)を受けた点数も合否に関わります。

一方、私立大学はその大学の試験だけで合否が決まります。
特に最近は定員割れの私立大学があるので、入学しやすい傾向があります。

もし住宅ローンなど働き続けることが念頭にある状況であれば中々難しいかと思います。

時間もかかる

薬学部では、6年間の学びが必要な場合が多く、その間はフルタイムでの学業に専念することが求められます。

時間の制限があるため、収入が減少するか、あるいは学業に集中するために仕事を辞める可能性が高いです。

時間が学業に奪われることで在学中の収入面が難しくなる可能性があります。

35歳入学でストレートで入学で41歳となります。

調剤薬局、病院やドラッグストアは就職できそうですが、製薬会社や市や県の職員としての就職は難しい可能性が高いです。

勉強が大変

薬学部のカリキュラムは非常に厳しく、化学や生物学などの難しい科目を学びます。

中学、高校の基本的な知識がないと中々難しい形になります。

20代の学生に比べて、35歳では体力や記憶力の面でハンデはあるかもしれません。

加えて、家族や仕事の責任を抱えながら学業を進めるのは、時間のやりくりが難しくなることがあります。

そのため、勉強の計画をしっかり立て、自分のペースで学んでいく工夫が必要です。

就職の競争がある

薬剤師としての資格を取った後、仕事を探す際に若い世代の学生と競争することになります。

20代の新卒の薬剤師は、企業や薬局からフレッシュな人材として評価されやすく、35歳以上で新たに薬剤師になる場合、年齢がハンデとなる可能性もあります。

特に大企業や人気の高い病院・大手の薬局では、競争が激しく、若い世代が有利になることがあるでしょう。

行政関連の薬剤師の仕事は年齢制限があるので難しさがあります。

しかし、これまでの社会経験や、薬学部での成績、実習経験を活かしてアピールすることで、この競争を乗り越えるチャンスも十分にあります。

自分の強みをしっかりと伝えることが重要です。

たっさんならどう考えるか

たっさん
たっさん

35歳で薬学部を目指すことについて、独身ならアリ!!

家族、ローンがある場合は学費の金銭的には基本的にオススメしません!

現状、独身でローンなしという場合はアリだと思います。

特に医療業界で働きたいという強い思いがある方はいいかもしれないです。

住宅ローンなどあれば、月々返していかないといけないので学業に専念するのは難しいです。

家族がいる場合はダブルワークである程度の収入が担保できるのであればアリですが、私立大学の場合学費だけで合計1000万円ぐらいかかります。

お金のリアルな話をすると難しいという結論が個人的な見解です。

その理由は

学費合計1000万年/6年=166万円/年
生活費:(家賃5万円+生活費10万円)×12か月=180万円

簡単に計算しても年間300万円必要になります。

これを在学中に支払わないといけないです。(奨学金という手もありますが)

また薬剤師の年収も通常よりは高く、地域によりますが高いと言われても年収600万円以上~と言われています。

難しいか..と思った方は少し視点を変えてみることが大切です。

視点を変えて転職を考えてみてもいいかもしれないです。

転職前に読んだこの本いいなと思った本をご紹介です。

営業の話ですが、どういう営業がラクでどういう営業がキツイのかを体験と周りの調査で分析している本です。

マーケティングの視点としてすごく勉強になり、転職活動の参考にもなりました。

値段も高くないので是非読んでみてください。

35歳で薬剤師になりたい!まとめ

35歳で薬剤師になりたいという話ですが、薬剤師の職業には経済的な安定と大きなメリットがあります。

たっさん
たっさん

35歳で薬剤師になりたいというデメリットは

学費や時間の面が難しさがあります。

35歳で医療業界で働きたい、ローンもない6年ぐらい大丈夫!薬剤師になりたい!という方はウェルカムです。

ガッツがあると思うので是非一緒に働きたいですね!

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