薬局の人間関係がしんどい時ありますよね。
そんな時はどのように対応するのがいいのかを知るためにそう感じる原因を把握することは今後の対応力に変わってきますので、今回は薬局の人間関係がしんどいことを分析していきます。
こちらを読む前に周りのせいにするのではなく自分がどうするかという観点で読んでもらえればうれしいです。
薬局の人間関係がしんどいと感じる理由とは?
薬局で働く中で、「人間関係がしんどい」と感じる理由はいくつかあります。
よくある理由を挙げて、問題を掘り下げてみましょう。
コミュニケーション不足
薬局では、忙しい業務に追われ、スタッフ同士でじっくり話す時間があまり取れないことが多いです。
その結果、業務上のすれ違いや誤解が生じやすくなります。
特に、薬剤師や調剤助手、事務員といった異なる職種間でのコミュニケーションが不足すると、トラブルが起きやすくなり、関係が悪化する原因になります。
役割や立場の違い
薬局では、各スタッフが異なる役割を持っています。
薬剤師は薬の調剤や患者への説明、事務員は事務処理や患者の対応など、それぞれの役割が異なりますが、これが摩擦の原因になることがあります。
特に、経験や立場の違いが強く表れる場面では、意見の対立や上司・部下の圧力が発生しがちです。
- 上司が厳しい
- 先輩の指導の言葉が強い
- お局的な人が攻撃的
上司からの指示が多すぎたり、経験豊富な先輩からの指摘が厳しかったりすると、働く環境がつらく感じてしまいます。
感謝やねぎらいの言葉が不足している
日々の忙しさの中で、お互いの働きぶりに感謝する時間が取れないことも原因の一つです。
「ありがとう」や「お疲れ様」といった言葉が少ないと、頑張りが認められていないと感じ、モチベーションが下がることがあります。
人間関係の悪化は、こうした小さな不満が積み重なって起こることが多いです。
ストレスがたまりやすい職場環境
薬局の仕事は、時間に追われることが多く、患者さんの対応や調剤業務に追われてしまいます。
そのため、精神的な余裕がなくなりがちで、イライラや不満が蓄積されやすいです。
こうしたストレスが、スタッフ間の関係を悪化させ、冷たい態度や短気な対応につながることもあります。
薬局の人間関係がしんどいと感じる根本的な原因とは?
根本の本質は仕事ができないことに集約される可能性が高いです。
逆に仕事さえできれば自分の立場を確立できます。
この考えに至る道筋
「人間関係がしんどい」ということを分析する必要があります。
人間関係がしんどい→人が不快→不快になる原因がどこかにある。
この不快の原因は先輩からの厳しい指摘に集約されたり、上司が人間的に苦手という観点であったりすると思います。
この問題点としては「仕事が周りから見てできない」という点に集約されます。
この「仕事ができないこと」に対して解像度を上げる必要があります。
薬局で仕事ができないということは?
改善を前提でお話しするのではっきりお伝えさせていただきます。
薬局の仕事は基本ルーティンとなるので基本ができるようになればうまくいきます。
意識するだけでも変わってくるので知っておいてくださいね。
業務の優先順位をつけられない
薬局では、処方箋の確認や薬の調剤、患者への説明など、やるべきことが多岐にわたります。
そのため、優先順位を正しくつけられないと、忙しいときにパニックになり、全体の業務が滞ってしまうことがあります。
特に、緊急度の高い業務や重要な対応が遅れると、「仕事ができない」と評価されやすいです。
アイゼンハワーマトリックスと呼ばれる考え方があります。
仕事を緊急性と重要性に分けて考える方法です。
例えば、
患者さんが外出して1時間後に帰ってきた場合
緊急度と重要度が一番上の仕事になります。
ここが出来ておかないとクレームになります。
逆に外出中の場合は
緊急ではないけど、重要度が高い仕事になります。
この視点があると仕事を優先順位から見れるようになるので職場で必要な仕事ができる人員になります。
スキル不足や知識の不足
知識があると、患者さんの服薬指導や処方鑑査のクオリティに直結します。
ただ、知識のいい点を挙げるとしたら、その職場で一番知識を持っていればいい形になるので楽です。
専門的な知識を得るためには、自分で勉強するしかないです。
その理由は誰かに教わるという形になるとどうしてもその人を超えることができない形になります。
ベースの知識としてあれば人から教わるのはアリ!です。
その上に積み上げていけるので、生きた情報は自分で取りにいかないと難しいです。
自分は本と認定単位で勉強しました。
若手や新人薬剤師が勉強すべき本もあったりするので是非オススメです。
時間管理が甘い
薬局では、患者対応や調剤にかける時間が限られているため、時間管理能力が求められます。
例えば、患者さんを長時間待たせている
時間がかかるとなると患者に声掛けを行うと待ち時間のクレームがぐっと減ります。
仕事のスピードが遅い、時間内にタスクを終わらせられないといった問題があると、周囲に迷惑がかかり、評価が下がります。
特に忙しい時間帯に仕事が滞ると、他のスタッフの業務にも影響が出てしまいます。
薬局の人間関係がしんどい時の対処法は?まとめ
薬局の人間関係がしんどい時の対処法は自分事と捉えれて自分の行動を変えていくことです。
そのために、自分で行動することが大切です。
- 優先順位がつけれる
- 知識が周りよりある
- 時間の管理ができる
これが薬局の人間関係がしんどい時の対処法となります。
一番仕事をできるようになれば影響力も得れるのでしんどい状態を脱すことができます。
私の部下だったスタッフも成長して職場に周りのスタッフへの影響力を増やしていっていました。私が異動した後も中心として店舗を回しています。
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